「宗教」という映画において取り扱い危険物のような題材を子供の視点から描くことによってだいぶマイルドにしたような作品。
神の存在を知ったばかりのユラ君は「願う」と「叶えてくれる」という単純なものだと思ってしまう。
神を信じ始めて日常が楽しくなっていく過程を見るのがなんとも微笑ましかった。
というのも子供の演技がとても自然で良かった、というのが強い。ゆらくんもかずまくんも本当に楽しそうに遊ぶもんだから幼い頃の純粋に友達と遊んでた頃を思い出した。
そんなゆらくんは題名にもある通りイエス様を嫌ってしまう。
なぜか。その理由は中盤に明らかになる。
もう本当に辛かった。見てるこっちが病んでしまうくらい。
確かに映画のメッセージ的にやりたい事は分かるんだけど…こればかりは辛かった、未だにあのシーンが脳裏から離れない
いい撮影、いい演技、いい脚本
素晴らしいものがたくさん詰まってはいるのですが
個人的には鬱映画、と言ってもいいほど後悔した作品でした。
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[脚本面]☆☆☆☆
[映像面]☆☆☆☆
[ストーリー性]☆
[オススメ度]☆☆