ポンヌフ

僕はイエス様が嫌いのポンヌフのネタバレレビュー・内容・結末

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

真っ白な雪、ネクタイのある制服、ロザリオ。田舎のクリスチャンの学校という独特の雰囲気がとても好きだった。
引っ越して初めてできた友達。かっこよくて頭も良くてサッカーが上手でみんなの人気者。別荘も持ってるし、綺麗で優しいお母さんもいる。そんなカズマくんが交通事故で死んだ。祈っても祈っても、なんでも叶えてくれるはずのイエスキリストはもういない。
祈りは届かず、1番の友人の死を受け入れざるを得ない小学五年生はあまりにも残酷すぎる。そこに加わる全てを分かっていると思い込んでいる大人たちの的外れな言動が全く響いていないのもリアル。
“流星群は見えなかったけど、見えたふりをして楽しんだ“がとても印象的。ラスト、ユラが障子に穴を開けてみたものは何にも代え難い、光に包まれた大切な思い出であっただろう。雪の中ふたりでサッカーをすることが、時間が止まった永遠の夢のようである。わかっているけど祈らずにはいられない。