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僕はイエス様が嫌いのpakeのレビュー・感想・評価

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)
4.1
初めのカットから心が躍った。なんて美しく素直なカメラワークなんだろう。そこには正直な意図しか存在せず、こんなにも監督のずるさを感じないのは珍しいと思った。

誰か一人に捧げたものほど他人によく刺さる、という自論があるけど、正にそれだった。
身近な人の死の受け入れ方に関して、こんな風に思うことがあったけれど、私には昇華の仕方が何年も分からなかった。

廊下を走りたくてしょうがなかった自分が居たことや、まだ居心地の良い家庭の温度、鉄棒が大嫌いだったことを思い出した。
開始5分から胸が苦しくて居た堪れなかった。