るる

僕はイエス様が嫌いのるるのレビュー・感想・評価

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)
3.5
派手さや特別感は無く、淡々と描かれているので好き嫌いが別れる作品。
だが、台詞ではなく映像や出演者の表情などで心情がリアルに現れている。
監督脚本などを手掛けた方の「この映画を若くして亡くなった友に捧ぐ」という言葉でこのリアルさに合点がいった。

神に祈り、神を信じて救われる事もあるのだろうが、現実に起きる全てを救ってくれるものではない。
信仰心の強かった母親の絶望が物語る。

他のユーザーの感想・評価

染

染の感想・評価

3.0
人って、昔から何事にも因果を求めたがる。

見えない存在だからこそ
自分の都合の良いように因果をでっち上げられるのが信仰のいいところなんだろーなーと思えた。

「僕は神様なんて信じない」って言う題でなく
「僕はイエス様が、嫌い」にしたのは
秀逸だと思いました。

あと、主人公の子と自分が似てるとこあるなーと思いながら見てました。
FF

FFの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

前半の暖かい静かな空気感が好きです。
子役の子達の演技も見やすくて長さもちょうど良かったです。

ラストのシーンのドンッはびっくりしました。
ゆ

ゆの感想・評価

-
うわーーーーー良かったーーーーー
最後潰すとこめっちゃいいーーーーー
きろく

きろくの感想・評価

4.1
まずポスター写真がめちゃくちゃ良い

独特な色味
ずっと平行が保たれていたのに、
最後、崩れる画角

話の構成

絵の切り取り方

私が小さい頃から思ってたことを具現化してくれている
もっと評価されるべき映画だと思う
ao

aoの感想・評価

3.7
映画館で予告見たやつ!洋画好きな人が有頂天で叩く系邦画の立ち上がりからのタイトル前超展開に驚かなかった人いるのかな
地に足がついた映画の中の異質な要素だけどラストで活きてくるのでよかったです
あらた

あらたの感想・評価

5.0
『ミナリ』に続いておばあちゃんの隣で寝る少年の映画で、こんな偶然があるのか!と思ったが、だからなんだという感じでもある。
いい映画でした。
映像の質感が好き
自分の意思のもとで宗教を考えて生活をしたことはないけど、祈りに似た様な行為に心当たりはある
目に見えないものだから都合よく縋ることもできるけど心許ないと思う時もある
最後の上空からの映像、2人が雪の積もった校庭でサッカーをするシーンは、確かに存在した時間が印象づけられてる様で苦しい
kana

kanaの感想・評価

3.5
ゆらくん最初のお祈りの後に、タイトルコール。どっひゃーと思ってたら。。。の展開。
手のひらイエスがシュール
かばぁ

かばぁの感想・評価

3.5
なにが本当でなにが空想なのか難しかった。

見えてたとしたら子供が事実と異なる文章を書くのかなと思うし
見えてなかったらアレはなんだったのかと思うし。

難しい。
空

空の感想・評価

2.7
う〜んまず第一に思ったのが脚本が甘いな…
このセリフになる意味が面白くない
視点が「普通」にしてあるからそうなるのかもしれないが、映画としての面白味が欠けてしまう
間延びした時間も多く30分くらいの短編にした方がしまって良かったかもしれない

何故ばあちゃんのとこに来たのか、何故キリスト教系小学校に入ったのか、実際に存在するのか、あまりに子供に無関心そうな親子の会話に型にはまったキリスト教的キリスト教徒の描かれ方、暖炉の焚き付け、色々モヤモヤする

イエス様が嫌いになるのはわかる
小さいイエス様の表現もわかる
しかしそこからの深みへの道筋がない
宗教は「欲しいもの」くれるから「祈るもの」という意味であれば正解かもしれない
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