はい、はい、はい、センス良すぎ。センスの塊、ハイセンス、はいはい。
次、どんな映画を撮るんだろう?この監督は。非常に楽しみ、だ。
構図の良さよ…。 子役の力?監督の力?雪の力?どの力も加わって、喧嘩することなく一つにまとまったスゲー映画だった。
誰もが思ったことあるだろう「神様っているの、いないの」
ここに出てくる少年も、かみさまっているのかなぁって思ってる。
そしたら、目の前に現れるんだ。
そう、神様!
ちっちゃな神様。彼にしか見えない、ちっちゃなちっちゃな神様が。
その神様が少年の願い事を叶えてくれるっていう話だよ。
ほんわかストーリーだと思って観てたらやばいよ。やられる。
え…けっこう重いじゃん。
雪の景色がきれいなもので、真っ白で、豊かな印象があるんだけど、だからなのか、どうなんだ、雪だからか、冷たさも引き立って、ちょっとこわい思いをする。
いいことがあれば「神様っているんだね、ありがとうございます」
自分に悲しいことや辛いこと、不幸な出来事が起きたときには「神様なんていやしない」なんて。
神様だって、やれやれ。
疲れちゃう。
神様に頼んだってうまくいかないこともあれば、どうすることもできないこともある、それでも前を向いて歩いていかねばならんの、やっていかねばならんのよ、生きるってそういうことじゃんって
絶対、わかってしまったよ、こんな小さな子、でも。
救いが無いわけじゃなかった、キラッとしてた。
たぶん、大丈夫。
ああ、構図の良さよ…。 (一番の感想)