Gong

僕はイエス様が嫌いのGongのネタバレレビュー・内容・結末

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

2020.07.23
鼻歌歌うおじいちゃん。障子に穴を開ける?
車に乗った子供。曇りを拭いて、窓の外を見る。
おじいちゃんが亡くなり、おばあちゃんちへ越してきて新しい学校へ通うことになった主人公。
東京の学校から、田舎の、そしてキリスト教の学校に移った。
神様の登場シーン、笑ってしまった。
「神様、この学校でも友達ができますように」そう念じて目を開けると光。無音になり、そこから飛び立ち歌と共に消えていって、ここにきてタイトル。笑
小さなお願いをして、叶うことで、神の存在を信じていく。

ある日、大切な友人が交通事故に遭い、祈りをするが、叶わなかった。
「お祈り、意味なかったです。」
の言葉が響く。
教会で友人に向けての言葉を読み、目の前に現れたイエスを両手で潰すシーンも良い。

明け方、障子に穴を開けて外を覗く。
最初のシーンでおじいちゃんがしていたように。
そこには、亡くなった友人と雪の中で遊ん
でいる姿。カメラが上に上がり、終。

最後のシーン、どんな意味があるのか。
救いのようにみえた。


宗教が話のテーマとなると、重くなりがちだが、小さな神が見える形で現れることで、ユーモアとポップさに変わる。
思春期の周囲に馴染めるか不安と戸惑い、宗教との出会い。祈って叶うものではない現実と向き合うこと。