僕はイエス様が嫌いの作品情報・感想・評価

上映館(11館)

「僕はイエス様が嫌い」に投稿された感想・評価

み

みの感想・評価

4.0
信仰とは、宗教って?と、あまり深く考えてこなかった私にも素直に考えさせてくれた。ちっさいイエス様がコミカルなのでクスクス笑いながら見れた

ところどころゆらくんの行動の意味が示されないところがあるのですが、映画館出てからそのことを考えて泣けてきたりする。セリフ少ないけどよく練られた脚本なんだろなあ

教会でお祈り、おばあちゃんの家の仏壇、神社に参拝したりとゆらくんの(日本人の)生活には複数の宗教が寄り添っている描写が良い


ゆらくん一家が雪国のおばあちゃんの家へ向かうところは、千と千尋の神隠しを思い出した!雪国の学校、雪の上でサッカー、白が映えて綺麗です
大人が描いた子供の姿じゃなくて、子供が子供として存在していた。
だからこそ表現できていたなと。

世の中言葉にできないことばかり。
この映画は、言葉がうまかったわけじゃないけど、そこではなく、映画として存在してて、だからこそ伝わった部分が大きかった。
kimitoeiga

kimitoeigaの感想・評価

3.7
チャドくんに似てるなと思ったらチャドくんだった
他の人と解釈が全く違ってとまどっているなう あとで考える とりま献花を青い花に変えるときに斜めのアングルにした感性すき
yotaro0223

yotaro0223の感想・評価

1.0

このレビューはネタバレを含みます

まず、これだけ重い展開にするってのは78分の映画では簡単っちゃ簡単。でも、だからこそ、あの展開の後、主人公の受けの演技が何よりも重要になってくる。だが、それが全くできていなかった。特に凄く大事な病院から出て小走りするシーンは長いショットなのにも関わらず何もカメラに抑えられていない。主人公の表情がただ最初の友達がいなかった頃に戻ったぐらいに見える。というか後半ほとんどそう見える。
なのにも関わらず撮影で工夫して彼の心が表れる様に見えるアングルから撮る事もせず、ただあの子が上から見てる視点ショット+長回し(だから演技の良し悪さがモロ見える)を選んでいて、感情の重さが前半よりももっと減っている撮り方になっていた。
それと、途中の事件が起こるシーンって超大事なシーンなのにはっちゃけたCGがガーンと来る感じは正直失笑してしまった。
これだけ褒められてるのには全く納得いかない。
yumi

yumiの感想・評価

3.6
大阪ステーションシネマにて鑑賞。
小さなことは他力本願でも叶うことは多いけれど、本気の願いほど自分で叶えなきゃいけないよなーと。
抗えない運命を小5にして実感するのは酷だけど、だからこそ思えることもあるよなーと。
全然関係ないけれど、チャドが神様なのも、最後にゆらくんに潰されるのもシュールにおもしろかった(笑)
seckey

seckeyの感想・評価

-
私も嫌いだわ。
都合いい時ばっか神様に頼るのも、よくわからないけどとりあえずお祈りする強制感も嫌いだわ。
78分とは思えぬ情報量。
「日本人」の視点を通して神の存在意義を問うている。

1時間と少しの短めの映画なのにとにかく情報が濃い。そのくせ長回しの映像が多い点を考慮すると、いかに洗練されたストーリーだったのかを伺い知れる。そして、にも関わらず限られた時間内で提示する場面が障子の張り替えや人生ゲームだったりと一見本題と関係なさそうなことをしている辺りも巧みである。短い時間で膨大な情報を表現する点は塚本晋也監督の作品とも通ずる。
ストーリーは「信じる者は救われる」というあらゆる宗教のベースに位置するコモンセンスを根底から揺さぶるものとなっている。一般的な宗教的な映画であれば救われない人が神に救われることにフォーカスが置かれるが、この映画ではそのちょうど逆の展開をしている。
前半ではまさに「神を信じれば救われる」ことが主題となっている。観ている側も自ずと幸福感に満たされる。“転校先で友達が出来ない”という定番の小学生の悩みの解決を通して信仰心により得られる幸福感を表している。それを強調する点は大きく2つある。1つは主人公がベースは無宗教であるということである。なんなら話の冒頭では無神論者であったが、「神」と出会い願いが叶えられていく中で彼なりの信仰心に目覚めるのである。もう1つは友達の母親の存在である。彼女はこの物語の中においては最も敬虔なクリスチャンである。この段階では確定できるものではないが、これもまた熱烈な信仰心をベースにしているものであり“宗教により得られる幸福”を体現するものとなっている。確かに、彼女の笑顔は幸せさの一方でどこかに影を感じていた。
ところが些細な不協和音を発端に物語は急速にシリアス展開へ突入していく。容赦なく救いようがないし、まさに「神も仏もない」。
ここで明るみに出るのが、形式的な“祈り”よりも神に対する絶望感の方がよほど宗教に従った生き方をしているのかもしれないということである。ここで主人公と友達の母親の存在が重要になる。つまり、この映画のクリスチャンの大半は神の存在を「信じている」のに対し、2人は神を目撃ないし存在を確信している。故に本来タブーとされるかもしれない“宗教を信仰しても何も救われない”ことに否が応でも向き合わざるを得なくなるのである。
そういう意味で主人公の最後の行動はとても考えさせられるものがある。そこに至るまで主人公はほとんど感情を顕にしないし、別に最後も表情が大きく変わる訳でもないのだが、その分観客に心理を委ねる部分が大きくなる。裏切られたとも友に出会えたことに対する感謝とも言えない複雑な状態を表現するにはあれが最良だったのかもしれない。

そこまで長い映画でもなかったこともあり、やや展開に無理があった点はある。主人公の家族のパートの存在意義もやや不透明だった。
紫式部

紫式部の感想・評価

4.2
強い感動とかではないが、重くずっしりと心に響く作品✨

東京から雪深い町に引っ越してきたゆらは、キリスト教系の小学校に転校し戸惑うが、ある日小さなイエス様が見えるようになり・・・

まるでドキュメンタリーの様な自然で等身大の子供達の演技と雪景色が、単調な展開にも共感を呼び、宗教色強くなり勝ちなストーリーながらも、仏壇や神社等、あくまでも日本人的宗教感覚で表現されていて、純真な子供頃が蘇って来ました✨

ゆらが得たもの失ったもの、青春と呼ぶには早すぎるけど、確実に成長の一歩を踏み出した、少し甘酸っぱくて切ない、とても大切にしたい作品です
手放しで素晴らしいと思える映画に久しぶり出会った。
雪の冷たさ、窓から差し込む光、温かいマグカップ、悲しさ嬉しさやるせなさ怒りが肌感覚で伝わった。
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