はならび

海獣の子供のはならびのレビュー・感想・評価

海獣の子供(2018年製作の映画)
4.9
ひたすらに映像が美しすぎて、どこの風景も一瞬一瞬輝いてる、街の細かい描写や主人公の家の玄関(赤いヒールとビールの空き缶だけで描かれる家庭不和)、キャラクターの造形と性格の完璧なマッチ具合、某打ち上げ花火でアニメ映画はもうコストそんなに割けないんじゃないかと思っていたからこのクオリティのアニメ映画がスクリーンで観れて感動してしまった 生命と宇宙の相似、宇宙から切り離された人が再び宇宙に帰る、その営みがああ恐ろしくてでも安心もできるものなんだなと思わせる(最後にパチンと切り離されるへその緒)、まさにこの映画が空と海のように私たちに生命のメッセージを伝えてくれるのだなと思った
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