小学生がみたらトラウマで悪夢におちいるぞこれといった、描写の飛躍、おそれることなかれ、現実はそんなに超越することはない
あくまで、現実は現実だ。海や空との交流も夢ならいいかもしれないが、本当に主人公が一番接するべきだったのは怪我をさせてしまった先輩だろう
夢から醒めたように海沿いを歩きながら主人公の女の子はみえない海や空とのつながりを信じる。
エンドロールが終わり、母親は子供を産み、主人公の女の子は母のへその緒を切る、そして坂の方へ。落ちてくるハンドボール受け取ると眼前には現実の空と先輩、背面には海と自分。
ってなこれもまた映画なわけでして、その距離感が大事よね。超現実やなくて現実にこそ、想像力にこそ実地的な飛躍は存在するように思える、怪作でした。
追記
ジンベイザメしかおらん!!って場面があってある友達のセリフ思い出して吹きかけた