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海獣の子供のsoumaのレビュー・感想・評価

海獣の子供(2018年製作の映画)
2.5
海より山のが好き。
どーも、soumaです。
なぜ山かというと
キャンプとか雪山とか登山とか素敵やん。
それに人間って陸上の生き物なわけで
地面がないと生きていけないんだよ。
ラピュタでもシータがいってたでしょ?
どんなに文明が発達しても
人は空では生きていけないって。
…べ、別に泳ぎが苦手だから
海が怖いなんてことないんだからね!

◆レビュー
『見つけて欲しいから光るんだよ』

えっと…

とりあえず…

意味不明すぎwww


内容はすごく難解だったけど
僕の解釈を書いていくよー

この作品は
海(ウミ)と空(ソラ)をテーマにした
【一は全、全は一】
ってことなんでしょう。

ソラくんがまっさきに海に溶けたのは
海と空が交わるってことなんだろうね。

隕石は宇宙の比喩なのかな。
宇宙はすべての始まりであり
生命の始まりでもある。と。
海はいのちの母っていうくらいだから
ウミくんが隕石を飲み込もうとしていたのは
【一は全】命の融合なのかなと考えてみたり。

そして、主人公の琉花。
【一は全】となる中で
琉花は【一】として目覚めたっていうことなんだよね。
【全】という壮大な中に
【一】を自覚すると擦り潰れてしまいそうになるはずだけど
自分を見失わなかったのは
きっとソラくんが隕石をくれたおかげで
ウミくんを助けたい気持ちだったのかな。

結末としては
今を悩める中学生の存在意義に目覚めるっていうことで
テーマが壮大だったのか
ちっぽけだったのかよくわからなくなってしまったけど
人間一人なんて結局そんなもんだし
それでいいのかもね。

◆作画
背景や水の映像はすごくきれい。

でも、主人公たちの目があまりに大きすぎて
人物の絵が好きじゃなかった。
最後まで、あの「大きな目」がなんか好きになれず。
普通なら観てるうちに慣れてくるはずなのに
主人公たち以外の人は
普通の大きさの目してるから最後まで違和感が。

あと、途中で出てきた老婆が
老婆通り越して、ただのバケモンだったw
登場人物は美形ばかりなのに
老婆だけバケモノすぎwww

◆音楽
音楽:久石譲
主題歌:米津玄師「海の幽霊」
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