海獣の子供の作品情報・感想・評価

上映館(3館)

「海獣の子供」に投稿された感想・評価

Kao

Kaoの感想・評価

4.0
絵のとても綺麗な映画でした。

そして、私のように2人の息子を育て上げた母親にとっては、この映画は、多分、どんなに逆立ちをしても赤ちゃん(生命)を産むことの出来ない男性が、母親との絆は、何故切っても切っても切れないんだろうと葛藤し悩みその深さを知り、海と宇宙までそのイメージが、オーバーラップしてしまい創りあげられた映画に過ぎないと映りました。
台詞やいきさつに言い回しが多過ぎ、色々と稚拙な箇所があるなと感じ、少し眠くなるシーンがあったからです。言い回しが多いという事は、疑問や葛藤があり、まだ結論が出ていないという事でしょう。私達、母は答えを知っていて眠くなったという事なのでしょう。何故ならば私達出産経験のある母は、子宮で愛を育み、物事を考えるように進化するからです。それは神様のお告げの様に自然体で愛に満ち、神秘的で正に理屈ではなく、感覚的な進化だからなのです。

然し乍ら、世の中の男性は、その感覚が解らないが故に、女性ならみんなこういう感覚を持っているのだろうと勘違いしていると思います。
最早、現代は、世の中の女性が全員、神に近い存在になれる訳では有りません。か弱い命を愛おしいと思い自分の身を犠牲にしてもその子を育て上げられる母性愛を持った女性がどれだけいるのでしょうか?海、いや月、いや、宇宙になれるということは、結婚し、出産し、子供を自分の力で育て上げた女性だけが授かれる勲章です。正に地球=子宮なのです。きっとご主人に全て任せている様ではこの存在にはなりきれません。出産の経験できない奥様なら、失礼な言い方ですが、ただの娼婦と家政婦のままだと言っても過言ではないと思うほどです。卑下しているわけでは有りません。女性としてこの世に生まれてきたのに損をしていると言ってあげたいのです。勿論子供が欲しくても出来ないという方もいるでしょう。だから、独身時代から女性としてご自分の身体を大切にしなければいけないのですよ。将来のたった1人の旦那様のためだけに。
そして、世の男性に言いたい。世の中の女性をよくよく見極めてから結婚をしましょう。沢山の男性と遊んできた女性は身体的に要注意です。心も見定めましょう。その人は海に月に宇宙になれる人だと思いますか?勿論、貴方がたの結婚の理想は、様々だとは思いますが。例えば、母性愛の無かった母親に育てられた男性は、子供のいない家庭の方がお望みかもしれませんし、それは個人の自由です。しかし、母性愛のある海の様な月の様な母親に育てられた男性は、子供のいる明るい家庭がお望みなはずです。ですから、結婚相手を見極めましょう。見た目では有りません、全ては道徳と心で、どれだけその子が親から無償の愛を受けてきたかだと思います。歴史は必ず繰り返すのです。結婚と恋愛は、全く違うものだと私は思います。勿論、理想は同じが良いですが。

最後になりますが、宇宙は何処にあるのか?について語らせて下さい。
東京は、関東にあり、関東は日本にあり、日本は地球にあり、地球は宇宙にある。では、宇宙は何処にあるのでしょうか?私は4歳の時に臨死体験をして三途の川で黄金に輝くお釈迦様に会ってきたという祖母に質問したことが有ります。祖母は答えてくれました。
「人間と蟻は1段しか違わず、お釈迦様と人間は52段も違うのよ。だから、お釈迦の掌の中には、天国と地獄と宇宙があり、何時も宇宙の中に生きている私達人間を上から監視されているそうよ。だから、悪い事をせず真面目に感謝して生きていかなければいけないの。」と。
私は4歳の時に既にこの事を教えられていたので、海の様な月の様な宇宙の様に限りなく近い母になりつつ、この映画の中にある説は、それが経験出来ない男性が考えた理解不可能な葛藤に思えたのだと思います。
すみれ

すみれの感想・評価

5.0
言葉では語りきれない、生命の誕生と祝福を、映像で表現した凄い作品でした。
もう10年以上前に、顕微鏡と天体望遠鏡、どちらも覗いた先の景色は似ていると考えたことを、鮮明に思い出しました。

2001年宇宙の旅、と聞いて楽しみにしつつ身構えていましたが、あの映画よりは私にとって身近に感じられる映画でした。
勧めてくれた後輩ちゃん、本当にありがとう。
映画館で観れて良かったと心底感じた映画。映像美と音楽に呑まれて、体感的にはアトラクションの様な…。観ただけで夏の海を満喫できた。
Tommy

Tommyの感想・評価

3.6
神秘的な世界観と映像美。久石譲の音楽の調和も見事。
命はどこからきてどこへ向かうのか。
哲学的で、難しいと分かっていて、敢えて観客を置いてけぼりにしているような気がして寧ろ清々しさを感じた。
結局なんだったのか?と明確な答えは出ないけど何故か不思議と着地出来た気がする。
nia

niaの感想・評価

2.5
わたしの理解力が乏しいせいか、内容が全く分からなかった。(そして途中で寝た)
ただ、映像がほんっとに綺麗で、壮大なアート作品を見ている感覚になった。そう考えると新しい体験で、それはそれで良い気がした。
内容をすこしでも理解できれば個人的な考察が捗って、もっと楽しめることができそう。
すいか

すいかの感想・評価

2.8
青い映像きれいー!
さすがの美しさだった。
久石譲の音楽とても合っていた。

人物の絵柄もカットもマンガ原作に割と忠実。

声優さんの声質は良いのに演技力が残念。

後半アート感強すぎて話がよく分からなくなってた。
言いたいことは分からんでもないが、もう少しなんとかならなかったかな。
原作が良かっただけに、後半意味不明な映像になってたのが残念。
Masa

Masaの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

内容の事自体には触れないかもですが変な先入観を植え付けてしまう可能性があり、敢えてネタバレ注意にしました。

ジャケット?ポスター?フィルマークスのこの作品の絵を観た瞬間、まさに『観たい』となった。

ようやく観れた。観た感想としては4℃作品が恐らく初めてだったのもあり、世界の切り取り方の映像美に度肝を抜かれ、そのスケールの大きさに面食らった。

精神世界?宇宙?と断片的な情報なのか、感情なのか何かとてつもない何かが揺り動かされるような、とても切ないお話。と何ともわかるようなわからないような、もうあまりにも広くて大きくてちんぷんかんぷんだった。

でも、夜中に何故か目が覚めて、急にある仮説をもとに振り返ってみたら、なんだか、不思議なぐらい府に落ちる感覚があったので、ここからは勝手な推測です。

仮説:この物語は琉花の精神世界と現実が同居している物語なのではないか。
つまり、ある人物たちが登場している間は精神世界に飛んでいる。
現実と精神世界の行ったり来たりがほぼひとつの流れの中で、敢えて地続きに描かれているとしたら。

恐らく、ハンドボールをしている学校のシーンは日常で現実。だが海くんが登場する直前の机に取り囲まれて仰向けになっている琉花の描写はあの時の彼女自身の精神状態を表していて、海くんはそんな彼女の精神状態に寄り添う存在、まぁ、寄り添ってくれるのか介在してくるものなのかはわからない。

と。

なんだか一つ一つ追いかけると、そんな気がしてくる。

仮説って面白い。
そして、究極はこの作品は『琉花という1個の存在が大いなる宇宙を内包していて、なおかつ宇宙のほんの一部の存在で~という全は1、1は全。ミクロとマクロの物語。自分というもの、命というもの、世界というもの。その全ては自分が作り上げていて、起こることが全て自己責任であり、出逢うものが全て自分であり、他者や世界も幻であることに気付くための夏休みだったのではないか。』

多分ですが、最後のクライマックスの琉花が叫ぶ『見たい』という言葉。

人間のというか生き物の、もっと言えば全ての物にとっての原始的な欲求とも言える。知りたいという確固たる意思が宇宙の引き金になり、ビッグバンを生んだ。そして、宇宙が誕生し、同時に生命が誕生し、自己が形成された。

枝葉の末端のように大元の根から伸びてきているようでいてその大本そのものが自己とも言える。
つまり、自分というものが宇宙そのもの。

そう考えると海くんも空くんも(漢字合ってるのかな?)も琉花の精神が産み出した産物であり、でも確かに子供の頃に見た、何かであり、自己を形成するにことをたらしめたものであり、価値なのだと。

そう考えると最後のデデの言葉の意味もよくわかるし、府に落ちる。

あのクライマックスの精神世界の中で描かれていることもわかる。誕生祭は文字通り、琉花自身が生まれなおした日なのである。
琉花という一つの宇宙が産声をあげた日。だから世界中が静まり返り、その様子を見守っていたのではないか。
海の生き物たちが皆、その様子を見守っていたシーンがありました。そして、海が移動していくシーンも。

琉花を形成するものが一同に介して、その瞬間を心待にしている。
これはもしかしたら琉花の期待や願望なのかもしれない。

そして、両親が琉花の帰りを待ってくれていた。
そうして、ハンドボールのライバル?の女の子という自分自身とも和解していく、和合していく。

なんだ、自分自身だったのだと。

これまでで最も長いレビューとなりましたが、何度か見たら、また発見してしまいそうです。
まぁ、この作品のメッセージが琉花を通して、琉花が悟ったように、琉花という存在はこの映画を見ているあなた方一人一人です。と言われている気がしました。

あなたという物語を生きてください。信じてください。あなたがこの世界を、この宇宙を作った張本人。
あなたに改めてバースデーソングを贈ります。ハッピーバースデー!

生まれてきてくれて、ありがとう

ということかもしれません。
そう思うと、とても府に落ちました。
1

1の感想・評価

4.0
◇映画館予告
✨💭💗
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