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アルキメデスの大戦のbluemercenaryのレビュー・感想・評価

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)
4.0
後味悪い悲劇的な結末だけれど、そこに至る深謀遠慮が凄まじかった。
或る意味達観した大人の結論 ―― 不合理、不条理極まりない論理 ―― それも一つの正義の定義。
それを受け止めた数学の天才も大したもんだ。
原作は未読だけども結末が知りたい。

実の処、それ程期待していなかったけれど、いい意味で裏切られた。
脚本も演出も見事だった。

舘ひろし演じた山本五十六が色々いわれてますけれど、こっちのほうが評伝に近いらしい。
三船敏郎の山本五十六は神格化され過ぎ。
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