このレビューはネタバレを含みます
面白かった。
戦争に関するストーリーだからとっつきにくいと思いきや分かりやすいストーリーだった。また、コメディ要素もあるので重たくなかった。
櫂を演じる菅田将暉の演技が非常に好き。また、田中正二郎とのやり取りも笑えた。
櫂が数学を愛して、信じているのが非常に伝わった。
しかし最後のシーンは心が少し痛んだ。アメリカにはどうせ負ける。日本の象徴として恥じない「戦艦大和」を作る。
不正は暴いたが、美しい設計図を書いてしまった櫂。
史実に基づいたフィクションだったが、フィクションではない戦艦大和の話を深く知りたくなった。
映画の客層が高く若い人はまったくいなかったが、この作品は若い人もきっかけとして観るべきではある。
