昼行灯

アルキメデスの大戦の昼行灯のレビュー・感想・評価

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)
4.0
戦艦大和の建造見積りの不正を、数学を使って暴いていくという、派手なんだか地味なんだか分からないミッションの戦争映画。

最終的に大和が建造されるというのは史実なので、結果は見えているものの、鉛筆と巻き尺だけを武器に、"大和"という巨大な数式を解いていく作業はシンプルにワクワクさせられる。

数字では計り知れない設計者の思惑だったり戦略眼に行きつくラストも上手い。

あと、小林克也が会議を取り仕切る海軍大臣役で出てたけど、いつも通りのいい声なので、急に「ベストヒットUSA!」とか言い出しそうでハラハラした。対米戦も視野に入れての会議なのに。
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