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アルキメデスの大戦のtoshiのレビュー・感想・評価

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)
4.6
原作は三田紀房さん作者で現在ヤングマガジンに連載中の漫画です。
とりあえす毎週読んではおりますが、戦争モノがそんなに好きではない事もありイマイチ自分の中では盛り上がりに欠ける漫画ですw
でも今作の評判がすこぶる良いので本日鑑賞してまいりました。

観終えた感想・・・。「映画にするとこんなに面白くなるんだっ!」です。終始夢中でスクリーンを観ていました。

大型戦艦大和を製造する為提示された見積もり額があまりにも安価で、この製造計画を阻止すべく天才櫂直が数学による偽造された見積もりである事を証明するといった、原作の序盤で繰り広げられた内容です。
原作は私にとっては兎に角小難しいのですが、今作ではそんな事は無く分かり易く仕上がっており、櫂直がどの様に真相を暴くのかガッツリ見入ってしまいました。
またカメレオン俳優の菅田さんが今作でもきっちり櫂直を演じてくれており・・・。というか原作の櫂直そのもので、やっぱりこの人は天才だなと思いました(数学ではないですw)。

監督が山崎さんなのもちょっと心配でしたが、変なサブタイトルも付けずw しっかりお仕事してくれた今作でした。

【余談】
三田紀房さんは、今作原作の前に同青年誌で「砂の栄冠」という高校野球漫画を連載していました。
ある高校球児が、回りに居る大人達の言う事を聞いては絶対甲子園には行けない!と大人をダマしながら優等生を装い、大人やナインを絶妙に操って甲子園で優勝を目指すという内容で読むのが毎週楽しみな漫画でした。
そんな毎週楽しみな作品終了後、新連載に持ってきたのがアルキメデスの大戦。前作とは全く異なる内容に戸惑いながら読み始めましたが・・・、小難しいし、文字も多いし、上記の通りあんまり戦争モノに興味のない私にはちょっと合わない漫画です。それでも読み飛ばすことなく毎週読んでいるのは、やはりどこかで面白いと思う自分が居るのかもしれないのと、作者が三田さんだからなのだと思っております。