アルキメデスの大戦の作品情報・感想・評価

上映館(11館)

「アルキメデスの大戦」に投稿された感想・評価

まほ

まほの感想・評価

4.2
菅田将暉も役柄の櫂くんもどっちもかっこよすぎて、魅力が爆発してた。

帝一といい民王といい、菅田将暉は狂ったくらい情熱的な役割あう!!!
普段はみないジャンルだけど、すごい良かった。ラストが圧巻……
kaori

kaoriの感想・評価

5.0
久しぶりに劇場で観た映画。
軽いテーマではないのに、
何度も繰り返し観たくなる。

舘ひろしがかっこよすぎる🤔💕
音楽にゾクッとした
guusan

guusanの感想・評価

-
菅田センパイ……!
かっこよさとクレバーさ最高。
長台詞とカメ止めの感動。
思ってたより楽しめた。ペンは剣よりも強し、という言葉を体現したような映画。数字で諸々の課題を解決し、論破していく様が痛快。
山本五十六は策士というか悪代官そのもの(笑)
一緒に見に行った人が、
主人公が実在の人物じゃない事に対して怒っていた
これは面白い!役者よし、ストーリー良し、テンポ良し、台詞よし。
Shiori

Shioriの感想・評価

3.8
おもしろかった!

このレビューはネタバレを含みます

≪ざっくり評価≫
オチは下手だが演技が光るエンタメ太平洋戦争映画。
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総合評価 (/7) ☆ 2.6
シナリオ 2
総合演出 4
独創性 4
完成度 3
心理効果 3
相性(*2) 1
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【ネタバレ】
太平洋戦争開戦前夜、日本上層部では予算を戦艦大和に注ぎ込むか空母に注ぎ込むかで意見が割れていた。設定予算が異常に安い戦艦派の不正を暴き陥れるべく、空母派は数学が得意な青年(主人公)を軍に引き入れて調査を依頼する。戦艦建造を阻止する事が戦争回避に繋がると五十六に諭されて合意して主人公は調査を開始。戦艦派の妨害を受けつつも見積の不正と業者との癒着を暴き、会議の場でそれを暴露するが、戦艦派は「情報攪乱の一環です」と開き直るものの、ついでに見つけた設計不備を指摘することで戦艦派は大和建造を断念。その後主人公は戦艦派から「この最強の戦艦を造ることで逆に日本が速やかに負けることが可能なので手伝って」とか訳の分からないことをお願いされて承諾。その後結局日本は開戦し、しかも大和までバッチリ作られる。ちなみにオープニングで沈んでます。

≪突っ込んだ感想≫
オープニングに大和撃沈シーンがあるが、一見の価値あり。エキセントリックな数学者を演じる主演の演技も良かったし、それも含めて映画全体に漂う明るさとか薄っぺらさが、太平洋戦争映画としては珍しくエンタメ性を強く発揮していて、その意味では個性のある映画だと思う。うまく実写化できていると思う。

ただ、個人的にラストの改変はいただけない。この監督はDQでもやらかしているが、オチの付け方が病的に下手くそな気がする。まあ、本作に関しては何故か不思議と炎上していないので、むしろ間違ってるのは私の方なのかもしれないが。

この作品は史実に纏わる外伝に位置する設定だし、少なくともほとんどの鑑賞者はそう判断している。その割には史実を無視しすぎている…或いは無視というより無知なのかもしれないが。例えば、戦艦大和に関しては一般にその存在が知られたのは撃沈後の話なのに、人知れず沈んでく戦艦でどうやったら国民の士気に影響するというんだ?戦艦派の平山中将が自分で情報統制語ってるのがまた一層シナリオの稚拙さを感じさせる。
まあ、もっと言えば実際は更に酷く、戦艦大和が沈むことによって日本が終戦に向かうどころか、「天一号作戦」によって一億総特攻の先駆けに使われたりしたんだが(しかも姉妹艦は既に撃沈)。要するに天才二人の作戦は、現実に照らし合わせると完全に裏目に出ている。それはそれで良い。人間誰しも間違いはあるし、そもそも太平洋戦争なんて間違いで構成されてるようなものなので。ただ、そういった知識を入手できる立場にある監督が、後付で作るシナリオとしてはお粗末過ぎるとは思う。勉強不足というか、子供騙しというか。

まあ、突っ込みどころなんて大抵の映画にはあるものだし、監督の知識不足とかセンスの悪さに関しては観客として我慢するとしよう。しかし、このオチは実際に戦争に従事した軍人たちにとっては相当失礼な内容じゃないだろうか?戦艦大和が建造されたのには一応合理的な理由がある。実戦でほぼ活かすことはできなかったが、米海軍に射程外から一方的に砲撃できる戦艦というのは、資源不足に悩む日本としてはある程度納得できる選択だ。少なくとも、負けを想定して造られたものではなく、何が何でも勝ちたい、という信念は汲み取れる。

それに、数学者が国力比を出して勝てるわけないとかのたまってたけど、そんな国力差は多分当時の一兵卒でも理解している知識じゃないだろうか?戦争の帰結は国力差で単純に決まるものではなく、ましてやアメリカのような比較的良質な民主主義国家は有権者の総意で決まる。優勢だろうが劣勢だろうが、国民が戦争を拒否すれば、アメリカに関してはそれで終わる。日本はアメリカを占領する必要だってない。その点では、実際アメリカも際どい状態だった。戦艦大和も、そのスペック自体が成り行きでは交渉のカードに使えたかもしれないし、作戦ミスで結果的に活躍できなかったのを見て、現代人が「無意味な投資」と判断すべきではないし、この監督みたいに「日本がさっさと負けるためのモニュメント」のような扱いをするのは、エンタメ映画としてもちょっと酷いと思う。

繰り返すけど、実際の歴史では監督の発想はカスリもしてませんので!クレバーでもなく、今後活かせる教訓が含まれてるわけでもなく、単純に浅い知識で過去の軍人をコケにしただけのオチとしか解釈できない。炎上しなかったのは奇跡…というか、まあ太平洋戦争よりもDQの方が皆にとっては大事なんだな~と、平和な日本を実感できたので良しとしよう。うん。
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