rage30

15年後のラブソングのrage30のネタバレレビュー・内容・結末

15年後のラブソング(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

夫が謎多き歌手の研究にハマってしまう、妻の話。

所謂、“大人になれない大人”を描いた作品で、メインの登場人物3人はどこかしら共感してしまう人も多いのではないでしょうか。

妻そっちのけで趣味に没頭する、ダンカン。
過去の女性関係から逃げ続ける、タッカー。
人生にどこか虚しさを感じている、アニー。

個人的に共感したのはダンカンかな~。
何かに夢中になって視野狭窄になる感じとか、他人の解釈を認めない器の小ささとかね。
同じオタクとして、ちくちくと刺さるものがありましたし、全オタク男性は反面教師にすべきキャラクターでしょう。
ラストの自分の理想を押し付ける感じとかも、オタクあるあるで笑っちゃったんですけど、「作品はファンのものでもある」という主張には頷くものがありました。

結果的にダンカンだけは成長出来たのか疑問が残るところですが、タッカーとアニーは交際を通して、それぞれに新しい一歩を踏み出します。
アニーの男にも恋愛にも救いを求めない結末は、すごく現代的で良いと思うんですけど、あまりにも大人の結論過ぎて、ビター過ぎる嫌いもあるかなと。
ラブコメとして、もうちょっと甘い結末を見たかった気もしました。

倦怠夫婦モノとしても見れるし、中年の危機モノとしても見れるし、女性の自立モノとしても見れる。
大人向けのラブコメディーとして、オススメの作品です。