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15年後のラブソングのLocDogのレビュー・感想・評価

15年後のラブソング(2018年製作の映画)
3.6
「イーサン・ホーク、ついに歌手になる」


父親を演じるのが最も似合う男”イーサンホーク”がブサイクな夫の妻役を演じることの多い”ローズ・バーン”に恋をする話。

ジェシーペレッツ監督は「我が家のおバカで愛しいアニキ」という作品でゆるーい家族ドラマを撮っていたが、そのあたりの軽い演出がイーサン・ホークのキャラクターを重すぎないようにしており、全体的に明るいラブストーリーの作品に仕上がっている。

イーサンホークいるところに歌ありと言われるほどに多くの作品で披露しているが、そんな彼がついにロックシンガーになってしまった。

その声色でいろんな女を落としてきただけに
ローズ・バーンもバッチリ落とすが、過去に女を落としすぎた代償でビッグダディとなっているのが笑えるポイントである。

ただ、イーサン・ホークのビッグダディ化は
どんな素敵な終わり方をしても「こりゃ別れますわ。」と感じてしまうため、もう少しこのあたりを丁寧に描かなければならなかった。

また、話を単にラブストーリーにしてしまったことがありきたりな内容へと加速させてしまい、
イーサン・ホークの代表作であるビフォアシリーズのマネごとをしているようでもあった。

トータルで言えば凡作に落ち着く作品だが、
まぁこんな作品もあっていいだろうと思えるくらいに楽しめたのはイーサン・ホークとローズ・バーンのおかげか。

次にきけるイーサン・ホークの歌は一体いつになるだろうか。

私は15年経ってもまってますよ、イーサン。