若い頃のイーサン・ホークより、
今のいい感じに枯れた彼に深みと
魅力を感じる。
忽然と姿を消した伝説のミュージシャン
タッカー・クロウ。
彼のオタク達(熱狂的なファン)が
勝手に語る彼の楽曲の解釈や彼のその後…
王室の王女との間に子供がいるとか?
ファンは至って本気で語り継いでるエピ
ソードとかある事ない事噂は広まり、
いつの間にか真実みたいになってたり…
そんなサイドストーリーの、いわゆる
「推し」を想いすぎて、そうなっちゃう!?
って話!観てて個人的にはツボだった・笑
↓ココからはちと余談。
興味のない方は飛ばして下さいませ★
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昔、友人があるブリティシュバンドに夢中で、そのバンドの名前を聞かなくなってからからもずっと彼ら(正確には彼)の動向を独自に追っていた時の事を思い出した。
まだネットがこれほど発達してない時代で、バンドが解散してしまって情報が何も入って来なくなってからも、友人はひたすら想像と妄想で彼を熱く語っていた。
私たちはそんな友人が面白くて、
彼が当時日本びいき…という情報から
今度は私たちがその空想に話を盛り、
暴走して挙げ句の果て
「彼はバンドマンを辞め、日本人女性と
結婚して、日本で居酒屋を経営してる」
…って事にして、友人をいじりまくってた(笑)
(もちろん全部作り話!笑)
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何十年後に発売されたタッカー・クロウ
の新譜にガッカリして急にディスり出す
オタクたち。
わかる、、って共感(笑)
そうそう。
ファンの想像と妄想を超える作品を現実
にするなんて…ハードルが高過ぎるに決
まってる…!笑
本筋・メインストーリーである
全く違う世界で生きてきた2人の
恋の行方。
人生、波瀾万丈だったタッカーと
安定を糧に生きてきたアニー。
お互いめちゃくちゃ意識してるのに、
その距離がなかなか縮まらない…
って、、もどかしさが良かった!笑
そして「人生をリセット」せず、
それを受け入れた2人は、結果
新しい自分と出会うことができた。
無理やり感のない、二人の未来を
匂わす素敵なラストに思わず微笑んだ。