このレビューはネタバレを含みます
この邦題は、誰の15年後に向けて、それもラブソングなのかな?タッカー・クロウから彼のマニアのダンカンに向けて?
この絶妙なシーンをポスター画像にし、女性が惹かれそうなベターな邦題をつける配給元は、売る為としては正解かもしれないが、どうなんだろ^^;?
アニーは元カレの趣味に茶々を入れただけなのに、今まで大して興味のなかったタッカーに惚れる。なんだろう一貫して手の早いダメ男のイーサン・ホークがドンドン良い男にみえてくる。不思議。だが、入院した時も歴代の奥さんと子供が集まってくれるところに、彼の人たらしが垣間見れる。雲隠れする事になった出来事で懲りたのかと思ったら全然だったという。
ダンカンのウザいキャラが無理だったが、タッカーとの夕食会の時にファン(マニア?)全開のトークを本人を目の前にしてするが、当のタッカーは、作品に対しての解釈や噂などを全て否定する。否定されまくりのダンカンは気分を害して席を立った時の捨て台詞が、タッカーが自作をどう思おうとも、自分にはどんなに影響力があったかを熱く語り出ていく。この映画の中でそこだけはなんだか心に響いた。
よくある大人の(だら〜とした)恋愛作品…なので可もなく不可もなく。