出ましたよ、ニコラス・ケイジのトンデモ映画。
あらすじを思いっきりざっくり記すと、どこぞのカルト教団のリーダーが、道ですれ違った人妻を気に入って、信者に誘拐させて、自身で作詞作曲した歌を自慢げに聞かせたら大笑いされて、頭にきたリーダーは人妻に火を放って殺す。それを見させられた旦那がカルト教団に復讐するという話。
しかしまあ、何というか、意味があるのか無いのかわからないシーンや、目に悪そうな色調の演出など、独特すぎる毒々しさが満載。
お腹あたりを刺された割には元気なニコラス・ケイジ扮する主人公が作るお手製の武器は、見た目はなかなかカッコいい。
ラストの小屋が燃えるシーン、『ミッドサマー』を思い出した。
で、そのあと車で颯爽と現場を走り去る主人公。その時の風景がもはや地球じゃない。そこ、どこやねん!
因みに本作はイライジャ・ウッドがプロデュースしてる。