ガーコ

マンディ 地獄のロード・ウォリアーのガーコのレビュー・感想・評価

4.5
後味最悪なのに、最高に面白い映画に出会った(笑)
バイオレンス、アクション、スプラッタ、SF、ファンタジー、悪魔なんでもありの、オカルト映画。

愛する妻をカルト教団に殺された夫が、復讐の為に彼らを狩りに行く話。
そのやり方が尋常じゃなく、とにかく異常!
細かいことをブツブツと呟くと全く面白くなくなるので、今回は内容には触れません。
観れば納得の珠玉の作品!
アメリカで98%が絶賛しているのですから、損はないと思います!

強いていうならば、ニコラスケイジがはまり役!
血みどろの形相で敵をバッタバッタと切り刻む姿に、新たな彼の一面を覗いてしまった気がします…。

そして、映像の映し方がとても芸術的…。
1983年を舞台にしているだけあって、ロックの音響と、ピンクの照明、暗転するライトなどなど、チカチカするシーンが盛りだくさん!
音のハウリング、声の編成、とにかく何もかもがぶっ飛んでいて、どこから突っ込んでいいのか…。

『マンディ』っていうタイトルだけ見たら絶対こんな映画だなんて分からない…。
良くも悪くも期待を裏切られた作品でした。

映画評論家の方も言っていましたが、とにかく突っ込みたくなる映画(笑)
「なんでやねん」って言葉を連発したくなる、今までに類を見ないドロドロバイオレンスアクションでした。

好き嫌いが両極端に分かれそう…。
残虐なのが平気な人なら一度見て観るといいかも(笑)
私は結構ハマりました!
ガーコ

ガーコ