政治、愛、そして王位に翻弄された2人の女性の物語ｰｰｰ
帰国の際にニュージーランド航空99便で鑑賞
鑑賞前に最低限の予備知識があった方が入り込みやすいのかもしれないなというのが第一印象
シアーシャ・ローナン演じるスコットランド女王メアリー
今作では冒頭からスコットランドにいましたが、物語が始まる前まではフランス王妃としてフランス王宮にいました
彼女とイングランドのエリザベスとの王位を巡る問題には、フランス側の思惑も絡まっていたりするのでフランス時代のメアリーについて描かれなかったのは少し分かりにくくて勿体ないなと思いました
(この辺りの事情に興味のある方は｢クイーン・メアリー｣という海外ドラマをぜひ見て頂きたいです！脚色は強めですが、フランスに嫁ぐ前のメアリーから描かれるので、史実の流れは掴みやすいと思います)
生まれた時代さえ違えば互いの良き理解者になれたであろう2人
時代、性、そして立場によってこんなにも生き方が縛らてしまうのか思うと苦しくなる
だからこそ最後のシーンはとても印象的でした
