原作は「Queen of Scots:THE TRUE LIFE OF MARY STUART」。
スコットランド女王メアリー役にシアーシャ•ローナン。イングランド女王エリザベス1世役にマーゴット•ロビー。
えっ~と、そもそもメアリーとエリザベスの相関図がよく分からず、スコットランドとイングランドの情勢も分からない。その上宗教も絡んでいて(カトリックとプロテスタント)、ピンとこないまま鑑賞(¯―¯٥)
案の定、その辺はよく分からなかったけど観飽きることなく鑑賞できました。
陰謀や裏切りがエグくて、権力者も大変だなと思いました。ふたりの女王が直接会って話せればお互いを理解できるかもしれないのに、お互いの臣下がそれぞれ思惑があり進言するためお互い真意が計れない。
メアリーは若く、美しく、自信にあふれ、子供が産める。そんなメアリーに複雑な想いを抱くエリザベス。
ふたりの女王の苦悩や痛みは女性特有の悩みも含まれているため、同じ女性として共感できました。
王位継承権を巡る陰謀に翻弄されながらも冷静に対処するメアリーを演じたシアーシャ•ローナンは本物の女王のように美しく気高さがあり素敵でした。
エリザベス1世は女性でありながら女王の立場を守るため生涯独身を貫ぬいた。強そうで繊細な女王をマーゴット•ロビーは見事に演じていました。
もっと当時の事を分かっていたらより楽しめたと思う。
でも知らないことを知ることができ勉強になりました。
映画って楽しく学べるからいいよね。本より記憶に残りやすい♪
字幕翻訳 牧野琴子
劇場鑑賞 #57
2019# 83