ふたりの女王 メアリーとエリザベスの作品情報・感想・評価

上映館(2館)

「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」に投稿された感想・評価

観た後にウィキペディアでおさらいしてみると、ふむふむと納得することばかり(笑)。
歴史の勉強は映画ですべし。
イギリスの歴史にこのような背景があったとは映画を観るまであまり知らなかった。今の英王室がメアリーの子孫とは歴史のイタズラなのでしょうか?
mako

makoの感想・評価

3.9
原作は「Queen of Scots:THE TRUE LIFE OF MARY STUART」。 

スコットランド女王メアリー役にシアーシャ•ローナン。イングランド女王エリザベス1世役にマーゴット•ロビー。 
えっ~と、そもそもメアリーとエリザベスの相関図がよく分からず、スコットランドとイングランドの情勢も分からない。その上宗教も絡んでいて(カトリックとプロテスタント)、ピンとこないまま鑑賞(¯―¯٥) 
案の定、その辺はよく分からなかったけど観飽きることなく鑑賞できました。 
陰謀や裏切りがエグくて、権力者も大変だなと思いました。ふたりの女王が直接会って話せればお互いを理解できるかもしれないのに、お互いの臣下がそれぞれ思惑があり進言するためお互い真意が計れない。 

メアリーは若く、美しく、自信にあふれ、子供が産める。そんなメアリーに複雑な想いを抱くエリザベス。
ふたりの女王の苦悩や痛みは女性特有の悩みも含まれているため、同じ女性として共感できました。 
王位継承権を巡る陰謀に翻弄されながらも冷静に対処するメアリーを演じたシアーシャ•ローナンは本物の女王のように美しく気高さがあり素敵でした。 
エリザベス1世は女性でありながら女王の立場を守るため生涯独身を貫ぬいた。強そうで繊細な女王をマーゴット•ロビーは見事に演じていました。 

もっと当時の事を分かっていたらより楽しめたと思う。 
でも知らないことを知ることができ勉強になりました。 
映画って楽しく学べるからいいよね。本より記憶に残りやすい♪ 


字幕翻訳 牧野琴子 
劇場鑑賞 #57
2019# 83
昔の英国の女王を主人公としつつ、現代的なテーマで描いたイギリスの時代劇。近年の女性重視の大河ドラマに通じるところがあるかなと感じました。まあまあ面白かったです。メアリー・ステュアートというと、世界史で突如一行だけ記述が出てくる人という印象しかないのですが、この映画では主人公として詳しく描いてありました。自分は映画のスチュアートは好きでした。善玉・悪玉の立場がはっきりしているように感じましたが、もう少し登場人物たちに深みがあっても良かったかも知れないです。

本作、外国映画を見る際に時折感じる疑問「何故、事情にうとい外国人が映画に入り込めるように、背景・事情などを事前に字幕などで説明しないのだろうか?」に応えた映画。イングランド王位の正統な後継者は、エリザベスかメアリーかそう明確では無かったことを知って見るのと、見ないのでは、入り込め方が違います。日本の関係者の努力に大いに感謝。

エンドロールが登場順でPCへの配慮だと感じました。
おぎ0

おぎ0の感想・評価

3.3
ずっとメアリ=魔性の美女でエリザベス=地味って思ってたからこれキャスト逆じゃない?と最初違和感でしたが次第に慣れました女優演技対決すごい 歴史ファンタジーwTVドラマ:クイーン・メアリーはシーズン2で挫折したけど最期どうするんだろ?と興味湧いてシーズン3見たくなったかも そうそうエリザベスの痘痕面から終盤の老けメイク凄かった さすがオスカーノミネート! しかし原題 Mary Queen of Scots なのに邦題が ふたりの女王 なのはいかに…
たむら

たむらの感想・評価

4.1
時代感が出ていて、役者の心の動きもわかりやすく 心のかけ引きを見せられる
記録2019 06月 04本目 累計125本目

この時代の背景を自身が知らなさすぎる。勉強不足を痛感

色んな時代の女王ものをみてるが、その時代その時代の問題が壮絶

予告からはもっと女王同士が対立し合うのかと思ったが違った。
女性は強い。反面いいように男に使われている。ラストもわかっているけど辛い。
ユメル

ユメルの感想・評価

3.7
権力を持ったり、権力を持つ者が近くにいると人間の汚れた部分が出てくる。

イングランドやスコットランドの歴史なんかほとんど知らないけど(笑)、妬みや嫉み、裏切り。この手の話、好きです。

シアーシャ・ローナン演じるメアリーはナチュラルな美しさと芯の強さが全面に出ていて、とても魅力的。
凛々しくて、カッコ良かった!

対するエリザベス。
マーゴット・ロビーのカメレオンっぷり!あの白塗りメイクは圧倒的だった。

黒人やアジア系の俳優を伯爵や女官役に抜擢しているのも、斬新でした!
メアリー・スチュアートは悪女のイメージしかない、というのが定説のようですが、そうなの?という無知っぷりです…そしてエリザベスの愛人ダドリーと メアリーの夫となるダーンリー卿ヘンリーをはじめその他諸々の男性が混乱。画面が薄暗いし…
メアリーがおそば付きの召使いとJKみたいにガールズトークしていてこの小娘に国が治められるのか、と思う。それだからこそ周りの男達が「自分が権力を握るのだ」と色々と画策する。エリザベスとメアリーの往復書簡ではメアリーが「私の生まれてくる子はあなたの子でもあるのです。2人で一緒に育てましょう」と言っている、比喩的な意味で。彼女たちの本当の敵は当時の男社会であった。だけれど君主として女としての2人にはやはり男性が必要であり、この悲しい矛盾の前では女王同士のセンチメンタルな共鳴は儚すぎたのでしょう。
堂々と死んでいくメアリーに小娘の面影はなく女王としての矜恃に満ちていたのは流石
最近シェイクスピアを読む機会があり、この時代がシェイクスピアの生きた時代だと知って感慨を新たにしました。
Frsky

Frskyの感想・評価

3.8
心優しくも権謀術数に生きるしかなかったメアリー女王の悲しき一生の物語。

史実はどうあれ、女王という地位にいながらも家臣の男性たちに勢力争いに利用され、自身もその戦いに身を投じ続け、取り返しのつかない深い孤独に落ちていく。

レディーバードでも観られるシアーシャ・ローナンの絶妙な感情の機微は一見の価値あり。

脚本・ストーリー展開・台詞 8/10
演技・キャスティング 7/10
演出 6/10 映像 3/5 音楽 4/5
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