私のお祖母さんに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『私のお祖母さん』に投稿された感想・評価

何の予備知識もなく観てしまったので、作品における文化的背景などはまったく読み取れていないのだけど、それにしても1929年のソ連でナンセンスかつ社会的、そしてアバンギャルドなドタバタコメディがあったと…

>>続きを読む
ROY
4.0

一人の役人が失職し、再就職しようとする顛末を通して官僚主義を痛烈に批判する。

サイレント映画

■ABOUT
グロテスクと思えるほどに辛らつに官僚主義を批判している作品。作風は極めて斬新、表現主義…

>>続きを読む
5.0

≪完璧な≫共産主義体制の確立した旧グルジア国では、2種類の≪老婆≫が存在する──裏切りと恩寵を以って迎える共産党と、推薦状の数のみがその人物の価値を決定する関係を支えるパトロンと、だ。

まったく仕…

>>続きを読む

アナーキーな官僚主義批判映画。
クビになった役人が再就職しようと右往左往する。あまりに痛烈なブラックユーモアに満ちており、ジョージア(グルジア)では初めて公開禁止になった模様。
お役所にありがちなた…

>>続きを読む

あらすじ
無声映画時代の伝説的作品。風采の上がらない一役人の運命を通し、役所と役人の無能さ、官僚主義者を辛辣に批判。斬新かつ様々な冒険に満ちた本作は、アナーキーで過激な内容のためにジョージアで初めて…

>>続きを読む
甲冑
2.0

ジョージア映画祭にて。冒頭モノリスではないけど確かにゼーレ配置で掴まれる(エヴァの話)。29年物。私は作られたような映画(まぁ全部作りものだけど)が苦手で、特にこういうアヴァンギャルド、表現主義的な…

>>続きを読む

『私のお祖母さん』『スヴァネティの塩』の同時上映。
サイレント映画ピアニスト・柳下美恵さんの伴奏付き。

両作品とも劇伴の収録されていないサイレント映画だということを柳下さんが知り、急遽実現されたと…

>>続きを読む
小
3.5

2018年10月に岩波ホールで開催の「ジョージア映画祭」にて鑑賞。無声映画時代の作品で、役人の失職から再就職活動の一部始終を通じて官僚主義をあからさまに批判する内容。

製作は1929年。アニメーシ…

>>続きを読む
324
3.7
散々凝った画を作るわりに、最後はゴリゴリに言葉で締めるあたりがやりたい放題。円卓とガラスの目眩、グラフィティ。

円形の机にずらり並ぶ官僚たちの戯画的な描写と、表現主義的な階段の存在。コメディだが、ハリウッドではなく、クレショフやルビッチ作品のようなテクスチャーを持つ映画だった。首吊って死んだ男が平然と生き返る…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事