19年春の公開より、ずっと気になってました。
DVD化により漸く鑑賞。評判通りかなり“攻めた”内容に結構ビックリ。
ポン・ジュノ監督や山下敦弘監督作品などに携わってきた、片山慎三の初監督・脚本作品。
港町で暮らす兄妹を主人公に、地方都市の暗部や家族の本質をあぶり出す！
というか…、日本映画からの「パラサイト」「ジョーカー」への回答となり得た作品（コチラの方が先ですが…）
しかし…、“絶望”が深すぎました。
“闇”しかない…。これが“現実”と言えば現実なんでしょうが。
兄役の松浦祐也さんは、「実録・連合赤軍」とか「ディストラクション・ベイビーズ」「怒り」など多数の映画にそれっぽい役で出てます。TVも多数、最近だと「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」にも出てますねー。
まだ38才、いい役者さんです。
