岬の兄妹の作品情報・感想・評価・動画配信

「岬の兄妹」に投稿された感想・評価

qudan

qudanの感想・評価

4.5
物語はひたすらマイナスに突き進んで行くが、時折プラスに転じるというか、不幸と幸福が背中合わせになっているのが興味深い。

今まで閉じ込められていた妹が売春することによって外の世界に出て、多くの人たちと接点を持つ、その物語構造がまぁ強い。

妹の気持ちはわずかにしか分からないのでお兄ちゃん目線で見るわけだが、妹への愛憎ないまぜの人間味ある感情がそこかしこに表現されている。

売春先で出会う人々もキャラクターとそのバックボーンが良い。特に小人症の彼とのくだりは良い。

話自体はシンプルっちゃあシンプルだけど、なんとも言えない感情にさせてくれる作品。
に

にの感想・評価

3.5
もうね、本当にしんどい。
ここまでしんどい映画は初めてだった。

私にとってこの映画を観ることは
自傷行為と同じだった。

何かに甘えてる自分を傷つけたいなら観ればいい。

"逃げないで"



障害者同士のセックス、
"僕だったら結婚すると思ったの?"
ここに偏見へのパンチが。

障害者だって障害者に偏見を持つというか。
並べるにはおかしいけれど、
風俗嬢だって風俗嬢に偏見を持って働いてる。

貧困や障害があるからといって売春までしなきゃ生きていけないのか?と思う人はたくさんいると思う。

(ちょっと話はずれるけど)
この日本には普通の生活はできる恵まれた環境であっても
体を売って生きる若い女性はたくさんいて。
それ自体が悪いことでは決してないけれど、
心のどこかには逃げや甘えがあると思う。


良夫が
"お前は足が悪いんじゃない頭が悪いんだよ"と言われるシーンがありますが、
心が歪んでしまったんだと思う。
良夫が悪く見えるしもちろん悪いとこだらけだけれども、可哀想でもある。
貧困は心を貧しくさせると感じた。





ピンクのチケットがヒラヒラと舞うシーンが特に気に入った。

衝撃的な場面やセリフも沢山ある。

映像として素晴らしい!(何様やねん)

けど、もう一生見たくない。
knee

kneeの感想・評価

3.3
メモ


この街は嫌なピンク色をしている

弱いものと弱いものが

トラウマ 事件 ブランコ

引きずる足

生々しい 家族の性 障がい者は誰かの補助がないとできないから 目をそらすことはできない。不徳のなすところ
ブランコ ショッキング
うちの子には性欲などない!

海の匂いがしました

三色つかっている

足が妹
この手の作品で珍しく(?)評価が一律に高いということで借りてみましたが、やはりヘビー級の社会派映画でした。観るのがとてもしんどいです。

兄妹が生活苦から逃れる唯一の方法が、知的障害の妹に売春をさせること。
人としてやってはいけない行為とわかっていながらも、生きるために手段は選べないと案件をコツコツ捌いていく兄。この仕事をしている時だけ生き生きとしている妹を見て、猛烈に悲しくなる反面、どこかホッとしてしまう兄の何とも言えないぐちゃぐちゃの感情が随所に描かれます。
お二人の演技に脱帽です。


これを観たのはアカデミー賞発表の前でしたが、『パラサイト 』のポンジュノ監督がこの作品を絶賛していたそうですね。

映画でなければ見つめることのできない社会の一側面を描き、人々に問題提起を投げかける。収益構造やコンプライアンス云々の問題から、そういう映画の大切な役割と正面から向き合うことができない現代の日本映画界で、こういった作品が脚光を浴びることは珍しいことだと思います。
心に余裕がある時にでも、ぜひ一度ご覧になられることをお勧めします。
KIKO

KIKOの感想・評価

-
自分がお兄ちゃんの立場だったらどうするかなと終始考えた。
兄弟だから思い切りぶつかるし
思い切り笑う。
不思議と極端な2人が愛おしくなり
応援している。
nakashu

nakashuの感想・評価

3.9
和田光沙さんの演技に拍手を送りたいです。閉鎖的な地方が生々しく描かれています。
演技凄かった。
妹の知的障害の問題よりも兄や周りの人の情弱が問題に思えたので、
兄がもう少し頭悪い感出てればもっと良かったかな。
はじめくんは警察官ちゃうの、、、
YURI

YURIの感想・評価

3.7
確かにそこにあった兄弟愛。
「誰でもいいのかよ」馬乗りになった兄の悲痛な叫び。もう殺そうか、殺せなかった。

真理子が最後に振り向いた表情、していたことを分かっていないようでどこまで分かっていたのか。子供と同じか。

最初にオレンジジュースをくれたおじいちゃん、部室での情事後に「生きていればいいこともあるんですね」と呟いた高校生、「真理子ちゃん」と呼び、妊娠したことを告げられて少し迷いを含んだ表情で「好きじゃないです」と答えた青年。
身体の障害という不可抗力により、社会的地位の低い状態に追いやられているがあまりにもクズなので、見ていて不快感を抱く人も多くいるんだろうなあと思った。
あまりにもクズなところがこの映画に勢いをつけておもしろくしているのだと思う。

あと、やっぱり役者の表情が最高。
売春で儲けた結果の贅沢として、マクドナルドをバカ喰いするシーンで妙にすごいエネルギーを感じて大笑いしてしまう。
kyaoooriii

kyaoooriiiの感想・評価

3.8
見ざるを得ない
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