Pudding

続・終物語のPuddingのレビュー・感想・評価

続・終物語(2018年製作の映画)
4.8
公開初日の朝一、ライブビューイング付きで劇場鑑賞。なお原作小説は未読。とにかく西尾維新 節が炸裂しまくる物語シリーズでした!

ちなみに本作は今後放映予定(!?)のテレビアニメ版全6話(計148分)を一本の映画として繋げたもので、先行イベントとして題して劇場上映されたものだ。

常に喋りっぱなしの独特な語り口が感性が合うか合わないか、記号的な映像表現が理解できるか否か、また過去作見ているか、見ていないかで大きく評価が変わる作品であることは間違いない。

簡単に感想を綴ると、いやいや、綴れない。
なにせ9年も続いたシリーズなのだ。

特に今回は日常で必ず目にする鏡にスポットが当てられており、劇場を後にする頃には鏡に対する見方が大きく変わったも事実。凄いよ西尾氏!

また初っ端、現実と相反する鏡の世界へ飛ばされて、主人公がすかさず「そんなゆるい企画でいいんですか!?」自分でツッコミを入れます。←上手い

一気見する事で得られる満足感はやはり凄まじかったです。とにかく熱量が凄い、気を抜くと一気に物語に置いてかれる。初見さんが見たらドン引き間違いなしの膨大過ぎる情報量。

時にわかりやすく、時に小難しく、近道と回り道を繰り返しながら観客の斜め上をいくストーリー展開、そして終結に向かってどんどん明かされる信実。

物凄く感情を揺さぶられ、創作意欲を大いに刺激されたのは言うまでもない。

また劇場ならではの大画面と大音響、エンディング曲(歌詞)もとても内容にマッチしており染みに染みた。こういうのを待っていたんだ。

わざわさ劇場に行かず、テレビでやるから待とうという見方もわかりますが、ファンであれば絶対劇場で一気見して鏡ワールド、物語シリーズを是非体感して欲しいと切に思います。


追伸:とあるキャラクターが最後の最後まで触れられず、これはもしやキャスティング上で問題があったのか?と裏事情を疑いましたが、その理由が最後に明かされます。更に一層、西尾維新の圧倒的な物語構成力、キャラ愛に脱帽しました。