極秘研究所の遺伝子実験でよみがえった恐竜が脱走！猛毒ガスを噴出する研究所の緊急システム発動までに、事態を収めようと奮闘する主人公達の奮闘を描いたモンスターパニックアクション。
アサイラム製作なので思いっきりハードルを下げて観賞。どんな経緯で恐竜が脱走するのかなのと思ったら、何の説明もなく脱走していて笑った。
恐竜の造形やＣＧやＶＦＸは勿論チープですが、アサイラムにしては悪くないです。噛みつかれシーンも血みどろでまあまあグロい。
極秘だから目立たないようという説明もあるが、危険な施設に警備員が数えるほどしかいないのはうーん…。施設の広さに見合わない監視カメラの数などツッコミ所には事欠かない映画。
恐竜の生みの親の女性博士が金持ちのスポンサー候補を人間性がないとかこき下ろすが、自分も自然の摂理を破っておいてよく言うわと思う。研究所の所長はまともかなと思ったらこの人も大概でした(笑)
ストーリー展開は同じ事の繰り返しとシンプルな事を牛歩戦術で引き伸ばしている印象。ほぼ研究所内での話なので街がパニックとかは無い。そこそこはドキドキするシーンもあるが、一辺倒な展開に途中で飽きて来る。結末はお前が助かっちゃダメだろ感とまた同じ事をするだろ感で絶望(;´д｀)
恐竜だけで良いのにウィルス設定とか欲を欠いてごちゃごちゃする、良くも悪くも何時ものアサイラムクオリティ。
結局は恐竜パニックじゃなくて下衆な女性２人の生き残りを掛けた下衆な争いがほぼメイン。
Ｂ級映画、アサイラム製作映画に慣れた人ならそこそこは楽しめると思いますが、その他の人は時間をムダにするだけなので観るのは止めた方がいいです(´･ω･)
