とらキチ

火花-Their/火花/テリ ~スパーク~のとらキチのレビュー・感想・評価

4.1
第2回インド大映画祭③
まだまだ続く、インド大映画祭!
IMWJも含めた今期のラインナップの中でタイミングが合わず、ずっと見逃していたタミルの“大将”ヴィジャイ作品!やっと観る事が出来て嬉しい😂
ケララ州でパン屋を営むジョゼフ(ヴィジャイ)は娘と2人で暮らしていた。彼はある出来事から過去を隠し、この地に他所から移り住んでいたのだが、平穏な日々は続かなかった。彼の過去とは?なぜ過去を消さねばならなかったのか…
無双な主人公に、果てしない回想シーン…とタミル作品の王道。王道ということは、ある程度ストーリーが読めちゃう、ということなのだが、それでも突然の容赦無い衝撃展開には「そうなりますか…」と驚かされ、涙する。ヴィジャイ作品はそんな王道展開の中に、プラス社会問題的なテーマを入れ込んでくるのだが、今回はストレートに貧困問題と警察権力の腐敗がテーマだった。そりゃあ、庶民はヴィジャイを“神”と崇めたくなるよね。ヴィジャイって、よく息子とその亡き父の若い頃、といった2役を演じる事が多くて、今作の解説でも「2役を演じる」って書いてあったけど、あれって2役か?一応解説には「2役(?)」ってあるからセーフなんだろうけど(苦笑)。それにしても踊りのキレは流石。本当にタミル作品の群舞シーンは楽しい。同じタミル作品ということで、主人公の母親、ハゲの巡査、悪玉のうちのひとりと、脇を固めていた役者さんが先日観た「俺だって極道さ」に出ていた皆さんと被っていて、見覚えのあるのも良かった。
「マッキー」のサマンサさんも相変わらずの美しさ&ナイスバディだし、なんといってもメガネっ娘萌え💕なエイミー・ジャクソンがメチャクチャ良かった😍!その美しさ、メガネなんかじゃ全然隠しきれてないよー💕
エンドロールもNG集に、最後の最後に圧巻の群舞!と万全の締め!“大将”を存分に堪能できました😆
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