このレビューはネタバレを含みます
2017年/アイスランド他/89分
未知の化物とか地球外生物とか伝説の魔物とかより、お隣さんとのいざこざが1番怖いって言う話。実録並みにリアルで怖い。立派な木ですねぇ(枝が繁って家の庭が日陰になっとるんじゃ!早よ切れや!)って言われたら気を付けなきゃ。
お互いの「思い込み」「勘違い」「こじつけ」で殺人まで犯してしまい警察に動機は?と訊かれても解答に困るけど良くありそうなとこがリアル。そこに絡む息子夫婦の離婚話がまたリアルで、何て言うか、全員まともでまともじゃない。
結局、ジジイ、オッサン、ジジイの息子、その兄(出て来ないけど自殺した)が死亡って言う誰も幸せにならないラストもまたリアル。疑念を生むきっかけになった猫が帰宅してエンドロール。これがまたリアル。救いはない。