前作に、原作の白木リン周りの話を増量して
30分ほど長くなったらしい作品。
何年何月、と表記され
原爆投下されることが刻々と近づいている感じが前作ではあったけれど
今作では、表記はされていたけれど
前作の見せ方、「間」、リズムが違っていて
戦時下での日常の方の印象が大きくなってしまっていて
鑑賞者の視点での、投下のカウントダウンへの思いが薄まった感じだった。
前作を見て、登場人物が好きだった人などは喜ばしい感じだったのではと、思えた。
今作を観終えて
新たな話を加えて、映画、という形で作品を完成させるよりは
地上波なり配信なり、で、12話や25話くらいの話にした方が
今作においてはよかったのでは、と思えた。