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映画 としまえんのTERUTERUのレビュー・感想・評価

映画 としまえん(2019年製作の映画)
2.7

『としまえん』

 本当にあった怖い話、いや…本当にある遊園地の話だ🎠🎡🎢

 東京都練馬区にある遊園地。なんと1926年から開園している。1926年ってまだ大正時代だよ!それに歴史を見る限りは以前から存在していたらしい!!

 そんな古くからある伝統的な遊園地には本当にある都市伝説がいくつも存在する。

・お化け屋敷
「お化け屋敷では火の玉に追いかけられる体験談、しかも30年前から噂は続いている」
「屋敷内はセンサーで動き出す全自動の仕組み、なのでスタッフは1人もいない。誰もいないのに動くのは?」

・ミラーハウス
「鏡の中から少女が睨んで追いかけてくる」
「ミラーハウスに閉じ込められ出られなくなる」
「秘密の部屋があり入ると出られなくなる」

・古い洋館
「事務職員が惨殺される殺人事件が発生した、捜査終了後に洋館はアトラクションとして再び使用。復帰後は殺人現場となった部屋の血を拭き取ることができなかったり、次の事務職員が相次いで変死。建物内では幽霊のようなものを目撃情報など奇妙な出来事が相次ぐ…」
「施設は封印し幾度も解体を計画。そのたびに作業員の事故死などがおき計画は打ち切り。そのため現在は南京錠をかけたまま封印されている状態」

他にも「西洋のお化け館」の噂などこの遊園地には都市伝説が存在する。おそろしい…

そして今作にも「呪い」というテーマでいくつかの噂を再現していた。どことなく普通の遊園地にも見えるがあの噂があると思うと制作側はよく撮影できたな。。。
映画の内容については、ありがちなホラーというよりそんなに怖くはない。グロいシーンはなくお化けの登場シーンは少ない。それよりも怖かったのは主人公やその友達全員女性たちといったところだ。仲間はずれはよくないよ~幽霊に同情するね。。。
ちなみに「呪い」って言ってるけど自分が思うに「呪い」ではなく元々は「噂」であり、その「噂」にあの主人公たちを襲う者の憎しみが「呪い」になったのだろう。もちろん「呪い」は一人分とは限らないけどね。。。


そして今作もっとも重要なメッセージが隠されている!!!!!
この遊園地が実在するのを知って興味を持って行きたくなった人もいるかもしれないのでは、、、(こわくて行けない人もいるかもしれないけど)

なんと!2020年の8月末にはとしまえんが『閉演』してしまうとのこと!

呪われる前にとしまえんが成仏してしまう!
 大型プールは続ける方向だけどそれ以外の施設は順次閉める方針の事。もうすぐだね💦けど現在コロナウイルスの影響でどうなっていくかわからないが、閉演してしまう前には一度は訪れたい。最後にもう一回という人もいるだろう。そういう方はウイルスに呪われないように気を付けていってらっしゃい!

 ちなみに、跡地には米映画大手のワーナー・ブラザースが「ハリー・ポッター」のテーマパークを2023年に開園する方向なんだって。そっちも気になるねw
 「としまえん」の跡地だから「ハリー・ポッター」の施設にも呪いが残らないといいね💦

今作にはこんな隠された内容になっているとはね、宣伝映画ともいうのかな?

「としまえん」呪いが人を襲うが、呪われた人にもなにか原因があるんじゃない?幽霊もそんな人には丁寧に礼儀としてね “おとしまえ” を。。。

Netflixで公開中!!💻🎞
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