「バーフバリ」のS・S・ラージャマウリ監督作のインド映画。
自分の想像をはるかに超える出来だった「バーフバリ」2部作。
その原点と言われているのが本作。否が応にもテンションが上がる。
ま、そういう作品は期待値が高すぎてガッカリすることが多い。
本作はといえば…自分の期待値よりは低かったものの、それなりに楽しめたかな。
インド映画特有、そしてこの監督特有の観客置いてけぼりな「勢い」は本作でも健在。
もうここまで行くとコメディだよね。
そしてインド人特有なのか(?)強烈な求愛方法も健在(笑)。
これ日本でやったらただのストーカーだよね?って思うくらい押す押す(苦笑)
前半は現世、後半は前世というハチャメチャな展開ながらもしっかり観れてしまう不思議。
そしてこの監督の戦闘シーンは本当に見応えがある。やり過ぎ感は強いけど、それがまたいい。
「バーフバリ」と比べてしまうと予算感的にも大きな差があり、ショボさは否めない。
ただそれは比較すること自体野暮ってもんかもね。
輪廻転生というファンタジックなテーマと、踊りまくり歌いまくりな感じは決して万人受けはしなそう。
自分は好きですよ。ただ人に勧めるかと言われると…どうかな?