目を引くタイトルと裏腹に上質で最高のドキュメンタリーでした 観てよかった出逢えて良かった
もっとチリーが好きになってしまった
わたしが好んで聴くチリー・ゴンザレスと別の人かなとホントに勘違いしそうになった ベルリンに移ってからのチリーが破天荒すぎてずっと口が開いていた
でもラップや電子音楽、Boys noiseの力も借りて14歳の彼に回帰、または進化とも言えるような変容を遂げたのはこれまでの紆余曲折があっての事だと思う
腹立つくらいリリック上手だから憎めない
自信に溢れていて、他がやらないような事を率先して実行に移し、己のネームバリューを活かし多数の'チリー・ゴンザレス'を創りあげるなど、これらの原動力は祖父と兄によるものが大きいのだなと思った
普段があんな感じなのでソロやオケ、カイザーカルテットの演奏がかっこよすぎて頭抱える ギャップなんてレベルじゃない グランドピアノもハンマーの側から弾かれるなんて思ってないよ
ダフト・パンクも途中で現れて、最高のセッションが観られて嬉しかった 白衣お前が着せるんかい、って感じだったけれど
一度は観たかったな、フレンチテクノの至宝
お互いにリスペクトし合っている雰囲気が見て取れて、あの場にいた観客たちが心底羨ましいなと思う
チリーは死について、'40歳を超えると考え始めるでしょ?'と問われてあんな顔をしたのは、'死は常に考えている'という思想の現れのようにもみえた
'I have no insurance!'と喚きながらクラシックコンサートでクラウドサーフするの初めて見たわ
pop、ラッパー時代とカイザーとのセッション、solo pianoを交互に聴いて魘されるやつ近々やりたい
'Silence is music'