想像と全く違ったけどそれがよかった。
なんて騒がしい、面白い、変な人なんだ、、、
そうだった、彼はラッパーでもあるんだった。
チリーゴンザレスは、ドキュメンタリーを撮らせてくれないかと言われた時「プライベートなことには触れない」と約束させたらしい。(家族や恋愛など)
そんなドキュメンタリー殺しな約束をさせられ、彼の"音楽"と"人間性"の部分だけにフォーカスをあてたこの作品は結果大正解だったと思う。
中でも彼がはじめてオーケストラをバックにソロコンサートをした時の映像。これがこの映画のクライマックスだと思う、これがものすごかった。天才だった。
彼は本当に詩人だ。「ソロピアノ」シリーズは大好きだけど、黙ってピアノを弾かない時もまた天才だった。