音楽家チリー・ゴンザレスのドキュメンタリー映画。彼とはスクリーンで初対面!
前半の、強烈なキャラクターと個性的な音楽やダンス、記者会見でのすごい態度に圧倒されながらもスクリーンに釘付けだった。
そんな彼が「ソロ・ピアノ」をリリースして、原点に戻った2004年。
ある人は、彼が白紙に戻ったと言った。
無心で無口な音楽
みずみずしくて自然だと…
その曲は本当に美しくて…
曇り空の高原の風景や街並みが映り、その風景にとてもマッチしていた。
うっとりと聴き入ってしまう。
その後は…
子ども用の楽譜に向かって基礎練習に熱中する彼がいた。こんな天才でも基本に帰って練習…すばらしい!
そして
オーケストラをバックにラップをしたり、会場の観客にダイブしたりと、実に奔放な演奏スタイル。
ナイトガウンにスリッパで…
まるで自分の部屋でピアノを奏でているように。
ある人は
彼は、自身の内面を探り表現したいんだ、形式にはとらわれない、
と言った。
スクリーンですごいものを見た気がします。