ゴン吉

リオ・グランデの砦のゴン吉のレビュー・感想・評価

リオ・グランデの砦(1950年製作の映画)
4.0
騎兵隊の生活と活躍を描いた西部劇。 
ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演、クロード・ジャーマン・ジュニア共演、モーリン・オハラがヒロインを演じる。 

メキシコ国境に近いリオ・グランデ砦を守備するカービー・ヨーク中佐(ジョン・ウェイン)は、アメリカとメキシコの国境を越えて活動するアパッチ族と戦闘を繰り広げていた。
ある日、リオ・グランデ砦に18名の新兵が配属されるが、その中に、別居中の妻キャサリーン(モーリン・オハラ)と暮らしていた息子(クロード・ジャーマン・ジュニア)がおり、15年ぶりに再会する。
そのあと、息子を案じて除隊させて連れ帰ろうとキャサリーンが砦にやって来る。
ヨーク中佐はキャサリーンと時間を共有するうちに、次第に二人はよりを戻していく。
そんな中、砦から女性と子供を別の安全な砦に避難させるために移送することになる。
しかし道中でアパッチの襲撃に遭い、子供たちがさらわれてしまう。
ヨーク中佐は息子達を子供の救出に向かわせるが.......

ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演による「アパッチ砦」「黄色いリボン」に続く”騎兵隊3部作”のひとつで、騎兵隊の夫婦、親子関係を描いている。
モニュメントバレーの雄大な景色を舞台に、当時の砦の騎兵隊の生活を垣間見ることが出来て興味深い。
作中に沢山の挿入歌が流れる中で、エンディング曲がリズミカルで一番心に残り、さらに音楽に合わせて、笑顔のモーリン・オハラが日傘を回すシーンが印象的でした。
「俺の選曲だ」 

2022.5 NHK BSP で鑑賞(字幕:鈴木吉昭)
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