タラコフスキー

リオ・グランデの砦のタラコフスキーのレビュー・感想・評価

リオ・グランデの砦(1950年製作の映画)
3.9
やはりジョン・フォード作品はモノクロの方が映える。

騎兵隊のキャンプの様子も見ていて頗る楽しいが、それ以上にそこで親子の複雑な関係や駆ける馬等を瑞々しく描いているのが特徴的で良い。

相変わらず敵は原住民で少しウンザリするが、戦闘描写が秀でているから我慢もできる。

冒頭とダブるラストってのはよくあるけど、過程を経るとまた違った印象を受けるのが侘しくも面白い。

ジョン・フォード(やその影響をモロに受けた黒澤明)の映画を見ていると、人間描写というのは陰影のついた秀美な映像あってこそだと痛感する。