雷電五郎

ロミーナの雷電五郎のレビュー・感想・評価

ロミーナ(2018年製作の映画)
1.4
湖にキャンプへ来た若い男女が無残な死を遂げるメキシコのホラーサスペンスです。

これ、は、どう解釈したものか。
湖と殺人事件はホラーでもサスペンスでもよく使われるシチュエーションですが、こちらの作品は説明が少ないので人物の関係性を想像で補うしかない点、スプラッタとして見た時もグロ要素のレベルが中途半端なので、どうにも判断がしづらい映画でした。

ここからは、想像で物語を補うとしたらこうなるのではないか、という妄想です。

ディエゴとロミーナは元々付き合っていたが家などの関係で交際を許されなかった。そのため、学校では互いに友人の距離で接していたが、二人が結ばれるためにある計画を立てる(湖での殺人事件)
殺人事件で仲間を殺し、状況的にディエゴもまた殺されたが遺体が見つからなかった体をとる。ロミーナは生き残りとして逃げる。ロミーナが裁判などを経て世間から事件が忘れ去られた頃、再会し二人で生きてゆく。
ディエゴの「君を捜す」のセリフもここに繋がる。

というあらすじでしたらロミーナがわざとエゼキエルやラモンを焚きつけるようなことをしたのかも説明はつくのではないでしょうか。

ディエゴの彼女であるヒメナを殺す時だけ、ロミーナが躊躇いにも似た表情を浮かべていたのは彼女の性格をディエゴから聞いていたため、ともとれなくはないです。
(ヒメナは車の中の会話でもディエゴと同じく、ロミーナの悪口を言っていませんでした)

恐らく主犯はディエゴのような気がしました。
ただ、二人ともに殺人に対する恐れなどはなかったようなので、そういった性格の人間同士、強烈に惹かれ合ったのかもしれません。
どちらかというとディエゴの方が怖いんですよね、存在感が。

人物関係をもう少し描写してくれていたら印象は変わっていたと思います。