登場人物の事なかれ主義にイライラしつつ、しかし対岸の火事ではない事に、もやもやしながら、観賞。
フラストレーションの溜まる話だ。
観賞中、何回も、「警察に言えよ!」と思ったが、他の映画でも描かれているように、韓国の警察って、そんなに頼りにできないのだろうか。
しかし、電話でなりメールでなり、犯人に気付かれないようにやり取りする事は、いくらでも可能だと思うのだが。
と、思ってたら物語終盤で、びっくりするくらいの無能っぷりを見せつけてきた。うーん、本当にあんなんやったら、主役の怯えっぷりも納得いくかなあ…。
犯人との決着の着きかたは、え?!そうなの?と、言う感じで驚く。
韓国の映画の「驚きのラスト」は、本当に驚く率が高い。
想像の斜め上を行く展開と言うか。
あっけに取られると言うか…。
何だかんだ、はらはらしたり、イライラしたり楽しんだが、終わりかたはやるせない。あー、そうなんやなー…。と。
希望の持てない現実。
せめて、自分は。と言う訓戒にすべきか。