このレビューはネタバレを含みます
サスペンスにときどきみられる映画を盛り上げるためにキャスト全員が一丸となってやらなくていいことをやりまくるタイプの映画。話を転がすために犯人を取り逃がす無能な警察は定番だけど、家族を自ら危険に晒し続ける主人公、目撃者を増やす行動しかとらない犯人、身元の確認に対応しない犯人を家に招き入れる家族、第二の被害者、周囲の人、みんな行動原理的に矛盾した選択をしまくる。多分舞台設定と終盤のアイデアがやりたいだけだったんだろうなあ、という感じ。
最初の10分とラストがめちゃめちゃよかったので+1.5