天津飯食べたい

ハンナ・ギャズビーのナネットの天津飯食べたいのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます


もう緊張をほぐさない。

物語を伝える。

私の物語。

あなたの物語は。

「ひまわり」の物語。
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この頃はずっと、トーンポリシングの是非について考えていた。怒りとは何か。怒りが真実で、物語なら、なぜ批判されるのか。怒りの伝達を肯定したい。でもそのままでいいのか。その答えが少し出た。

以下ネタバレ。
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私は傷にむしばまれて健やかな日は送れない

だからこそコメディを辞めなきゃいけない

怒りを通じてしか真実を語れない

当然私には怒る権利がある

でも怒りを広める権利はない

だって
怒りは笑いと同じくらい人を一体化させてしまう

でも笑いのように緊張を解すことはできない

怒りこそが緊張の元だから

中毒性があってすぐに広まる緊張よ

その目的は憎しみや偏見の連鎖だけ

そんなのご免よ

言論の自由は責任が伴う

被害者だからって怒りを利用することはしない

怒りは何も生まない

笑いは薬じゃない

物語が回復を与える

笑いは苦い薬を甘くするハチミツにすぎない

人を笑いや怒りで団結させたくない

ただ私の話を聞いて何かを感じ理解してほしい

皆さん自身の意思で

あなたの物語は私の物語でもある

私の物語はあなたのものでもある

もう自分の物語を支える力がないの

怒りだけの話にしたくない

だからどうか私の物語を一緒に支えてほしい