このレビューはネタバレを含みます
もう緊張をほぐさない。
物語を伝える。
私の物語。
あなたの物語は。
「ひまわり」の物語。
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この頃はずっと、トーンポリシングの是非について考えていた。怒りとは何か。怒りが真実で、物語なら、なぜ批判されるのか。怒りの伝達を肯定したい。でもそのままでいいのか。その答えが少し出た。
以下ネタバレ。
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私は傷にむしばまれて健やかな日は送れない
だからこそコメディを辞めなきゃいけない
怒りを通じてしか真実を語れない
当然私には怒る権利がある
でも怒りを広める権利はない
だって
怒りは笑いと同じくらい人を一体化させてしまう
でも笑いのように緊張を解すことはできない
怒りこそが緊張の元だから
中毒性があってすぐに広まる緊張よ
その目的は憎しみや偏見の連鎖だけ
そんなのご免よ
言論の自由は責任が伴う
被害者だからって怒りを利用することはしない
怒りは何も生まない
笑いは薬じゃない
物語が回復を与える
笑いは苦い薬を甘くするハチミツにすぎない
人を笑いや怒りで団結させたくない
ただ私の話を聞いて何かを感じ理解してほしい
皆さん自身の意思で
あなたの物語は私の物語でもある
私の物語はあなたのものでもある
もう自分の物語を支える力がないの
怒りだけの話にしたくない
だからどうか私の物語を一緒に支えてほしい