バニラ

mid90s ミッドナインティーズのバニラのレビュー・感想・評価

3.6
13歳スティーヴィーは兄イアンをいつか⾒返したいと思ってた。
スティーヴィーはボードショップに出⼊りする少年たちに憧れる。
スケートボード青春、スティーヴィーと街を時代を自由に駆け回る少年たちの姿が描かれる。
90年代を再現するフィルム撮影もセンスあった、クールだ、面白かった。
スティーヴィーには「聖なる鹿殺し」の男の子、役と同じ13歳のサニースリッチ。
見た目は幼げ心は熱く優しい、好きな母のお金くすねるのも大人への背伸び。
エスティーに誘われるシーンは禁断、妙にドキドキした。
心配してくれる母キャサリンウォーターストン、兄ルーカスヘッジスとリアルな家族を演じてた。
「お前の母親マジメだな」スティーヴィーが憧れてる仲間達もだんだん悪くない奴らになってきて。
人生をスケボーで遊んで過ごせる方法があると信じてる彼らだが現実もわかってた。
ストーリーに特別なもの無い、ナゼかサニースリッチに感動。
ラストの病室での「Mid90s」最高でした。
この頃のケンカは大人になったらいい思い出になるのだろう。
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