エモエモのエモのA24
全く経験の無い青春のジャンルなのに何故か共感できるあるある映画。
分かりすぎてため息でる。思春期って大変だったなぁ…でも今思い返すとしょうもないんだよなぁ…って笑
数年後には「アホだったな」とか「あの時はよくあそこまで夢中になれたな…」と思うことが多い。思春期の自分があってこそ今の自分がいるのは間違い無いんだけど、その時の経験が大人になって活きてるかって言われるとほぼ無い(笑)
青春時代に夢中になったことがそのまま仕事になってる人なんでごくひと握りだし。
でも『その時』は自分にとってそれが全てで、怠ける事や遊ぶ事、反抗する事も何かに夢中にになる事も、どんなことにも全力だった。
ちょっと年上のグループに入って知ったかぶりして、徐々にリアルな経験を積んでいって、そうして少しずつ真似して背伸びして成長していく。
コミュニティが壊れそうな不安定な時間とか、嫉妬、喧嘩も、些細な事に感情が揺さぶられる描写がね…大人になった今だから懐かしむ気持ちで見られるけど、10代にこれ見てたらだいぶ刺さってたと思う(笑)
スティーヴのセルフお仕置きみたいな謎の癖ですら共感するとこ無い？私だけ？似たようなことしたことある人いない？
それにしても、年齢差バラバラのコミュニティとか日本じゃ考えられ無いなー。向こうの人は見た目が大人びてるから年齢が合致して無いのはあるあるだけど。
せいぜい2個上までだな。
そして反抗の仕方が日本の5倍くらいアクが強いんだよなー笑 しかし母が言うことやることはどの国も同じだね、安心。
あと主要キャスト皆すごくない？
あんなナチュラルに90年代に溶け込める？90年代を感じさせないくらい自然だよ…
ルーカスヘッジズのキャラ難しいよね。そして弟に痛いところ突かれた時の絶望感ね。そして結局は兄弟なんだよなっていう終盤のシーン大好き。めっちゃ分かる。
ラストシーンもすごいよかったな…
