これも待ち遠しかった！
ウルフ・オブ・WSでアカデミー助演男優賞にノミネートされたジョナヒルが、どんな映画を撮るのか楽しみだったけど、予想外の見事なグラフィティものだったよ。
LAに住む13歳の複雑な家庭環境の少年。陽だまりのようなスケボー仲間を見つけ、家族と酒とクスリと女の子に翻弄され成長していく。爽快さより、ぐっとくるリアル感がありました。ずっと覗いていたくなる、不思議な感覚。
全編16ミリフィルムで撮影された映像は、当時の空気感たっぷり。西海岸オルタナヒップホップの選曲もイカしてるー。
ルイスと不思議の時計で脇役だったSスリッチ君。蔑んだ眼で時折見せる、寂しい笑顔が切なくてとにかく良い！2人の兄気分の演技が素晴らしいんだけど、プロスケーターなの？？パンフで知ってびっくり。そして暴力兄役にあの名優で、さらにびっくり。
90年代愛が詰まった、グローイングものの良作です。どんなに傷ついても、何度だって立ち上がれる！久々にスケボー乗りたくなって、今ポチってしまいました😁
