ゴリアテの憂鬱

mid90s ミッドナインティーズのゴリアテの憂鬱のレビュー・感想・評価

4.6
自分はスケーターでもなく、青春時代にヒップホップも聴かず、怖くて不良グループに近づく度胸もなかったですが、本作と同じように90年代に学生時代を過ごした世代だったからか、青春時代カルチャーに心を奪われてたからか、それとも単純に本作が素晴らしかったからなのか、とても心に滲みました。

僕の若い頃は、主人公,サンバーンの兄とほぼ同じタイプだったので、そちらに感情移入もしましたが。。

当時は、今みたいにスマホもなく、インターネットもなく、SpotifyもNetflixもない時代でしたが、アナログだったからこそ輝きを放ってたものもたくさんあったと思います。

トレント・レズナーとアッティカス・ロスによる本作の為に手掛けたオリジナル・スコアも奇跡が舞い降りたのかと思うくらい美しかったです。