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mid90s ミッドナインティーズのsnatchのレビュー・感想・評価

3.2
続いてこちらも「その手に触れるまで」の笑わないアメッド少年と同じ13歳の、しかし性格は真反対の自分を囲む壁をぶっ壊しまくるスティーヴィー少年の話し🛹お友達になれたらいいのに!

これは大劇場で流す作品ではないですね←ジョナ・ヒルのデビュー作に敬意を込めての言葉です…
もしも、自分が映画を撮ることになったら、やはり多くの人が自分を描くのではないだろうか。
まだ、空虚なあの頃、物事を深くなんて見つめられない。カッコよく見える年上のスケボー少年たち、血は切れぬどケンカでつながっている憎い兄ちゃん、大好きな僕のママからクソ女へ〜ペットじゃないから、放たつ子どもは目まぐるしく流されていく。刺激的な流れに乗れたら楽しいよ、ガキなんかじゃない、僕は、イヤ俺は‼︎
しかし少年たちは、まだまだ全員ガキで、まだ真っ黒に塗り潰されない優しさを持っている、それは大人になっても忘れられない記憶を身体に残す。

ベッドで横になって小さな画面で観ていたいような個人的な映画でした。でもスケボーって、知らない世界へ、どこまでもどこまでも行けるんだ‼︎とスクリーン観ながらふわっ〜と一瞬、熱いものが湧きあがった。ガソリンいらないし😅
しかし、本当にカッコいいレイ🤩がセリフで過去を説明し主人公の成長変化を感じさせようとする演出は稚拙だった…⤵︎⤵︎⤵︎こういう方法はガッカリする😮‍💨私だったら…クローゼットに弟がいたことを思わせるものがあるとか、古い壊れた弟の使っていたスケボーが残っているとか🥴←これもダサいね😅何しろ、映像で語ってくれ📣もっと踏ん張って‼︎
次にジョナ・ヒルが何を作るかが一番興味ある。

この映画の魅力となる主人公サニー・スリッチ君の大きな青い目とふっくらした顔が満点🤩←ググったら「聖なる鹿殺し」のあの子なのですね😮ビックリ‼︎イキがるルーカス・ヘッジズも深刻なのだが😣なんか可笑しくてかわいい‼︎

昨年、映画監督デビューした俳優ポール・ダノの、やはり家族を描いた「ワイルド ライフ」も観て欲しいです‼︎ 映画に静かに漲る力、あります。デビュー作とは思えないです‼︎
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