ウィルソンJr

mid90s ミッドナインティーズのウィルソンJrのレビュー・感想・評価

3.7
90年代半ば、様々なポップカルチャーと共に大人2割子ども8割な少年の成長物語。

中学生〜高校生ぐらい特有の、「悪い=カッコ良い」という流れや若気の至りを痛々しくリアルに描いた作品。

初めから最後まで胸がキューッとなった。

スティービーのあどけなさと健気さ、悪ガキ加減が全て描かれていて、スティービーの周りも含めて演じているよりも自然だった。

不器用で全力で、真っ直ぐ少年達の90年代のスタンド・バイ・ミーのような作品でした。

レイの最後のセリフが作品の全てを物語っている気がした。
ウィルソンJr

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